東京から約1時間程度という立地にある土浦という街、皆さんはご存じでしょうか。
北関東最大の色街や、全国的に知名度の高いイベントがあるなど、実は見どころもたくさんある街なのです。
そこで、今回はあるイベントと、色街としての歴史などを少しご紹介しながら、土浦の魅力をお伝えしていきたいと思います。

  全国の花火師たちが競う!日本3大花火の1つ「土浦全国花火競技大会」


画像引用サイト:https://sk-imedia.com/tuchiurahanabi-1900.html

日本三大花火大会、日本三大競技花火大会の中に数えられる『土浦全国花火競技大会』は、全国的にも有名だと思われますが、みなさんはご存じでしょうか。
大正14年から続く歴史ある花火大会なのですが、なんと全国の業者60社前後がその技術を競い合うという、国内でも有数の素晴らしい大会です。

  連射がウリのスターマイン
  発色・煙火の開き方で審査する10号玉
  新しい技術などをお披露目する創造花火

という3部門で構成されており、一般の見物客からも高い評価を得ている大会です。

土浦市と聞いてもピンと来ないという方も多いかもしれませんが、この花火大会に関しては全国的な知名度があるため、ご存じという方も多いと思います。
土浦という土地をご紹介する上では、決して外せないイベントであると言えるでしょう。

  北関東最大!?土浦市といえば"大人の色街"

日本の『色街』と言えば、大阪における「飛田新地」や東京の「吉原」など、古くから歴史ある街がよく話題にあがることがありますが、実際には各地方においてそのような街が少なからず点在していることは、みなさんもご存じだと思います。
しかし、その中に北関東最大とも言われる土浦市の桜町という場所が、そのようなすごい場所だと言うことは、恐らくご存じでない方も多いのではないでしょうか。

桜町とは、土浦駅の西口にあり、桜川という川が流れているそばに位置しています。
歴史に詳しい方が言うには、そもそも桜町は戦前に集まった海軍軍人の慰安所として栄えた経緯があるのだとか。
それが大正11年の頃というのですから、かなり歴史があることが分かります。
今でも色街として栄えているのは、主に表のメインストリートとして知られるきらら通りのあたりでしょうか。

界隈は決して広いエリアではないものの、小さいエリアにファッションヘルスやソープランド、キャバクラなどが密集している印象で、比較的夜は一通りが多く栄えています。
今ではそれほど規模が大きな場所ではないことから、あまり色街として知名度はないかもしれませんが、かつての名残りを十分に残した歴史あるこの町は、大人のお店が好きな方々より強い支持を得ている事は間違いありません。